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  • 2021_06

エガオヲミセテ



信州伊那谷親子リフレッシュツアー2014

7月26日~7月29日までの3泊4日の日程で南相馬市と福島市の親子8組、25人を伊那市長谷の溝口地区にある公民館「溝友館」に招待し、今年で2回目となる「信州伊那谷親子リフレッシュツアー」が開催されました。

前記事でも書きましたが、僕は2日目午後からの参加で14時くらいに溝友館に到着すると、一行は既にその日の午後に予定されていた自然観察会に向かっていて誰もいませんでした。
ツアーの拠点になる長谷、溝口には中央構造線の露頭があり、地質学的にも大変貴重な場所なんだそうです。
参考→http://www2e.biglobe.ne.jp/~shinzo/jikken/cyuo_kozosen/cyuo_kozosen.html

露頭の観察や近くの公民館に展示してある化石の見学、そしてバスで山道を30分くらい登ったところにある鹿麗高原へ行って間近に南アルプスの山々を、反対側を望めば中央アルプスと伊那の町並みを一望、という展望を楽しみました。

僕は自己紹介も兼ねて合流するなりバスに同乗させてもらいました。
そしてとなりに座っていた今回2人だけ参加のお父さんのお一人(あとはお母さんとおばあちゃん)とお話をしながらの車中でした。
お話でとても印象に残ったのが僕らの伊那谷親子リフレッシュツアーへ参加を決めた理由でした。
理由の一つは保養ツアーの仲介で実績のある南相馬の団体から小学校を通じて案内が来たという安心感。
もう一点は親子参加ができるという点でした。
僕らのツアーは今年が2回目。実は1回目の去年は参加者募集でとても苦労しました。
福島へ2度出向き、説明会に参加して募集を呼びかけても集まらず、ネットでも複数募集案内を出しても集まらず。
南相馬のある団体を通じて小学校に2000枚以上チラシを撒いてもらってもやはりダメでした。
カンパは順調に集まっていたのですが、肝心の参加者が集まらず焦っていたところに連絡をくれたのが現地、南相馬市のNPO「南相馬こどものつばさ」でした。
こちらは全国で保養を行う団体と連携し、参加者の募集や送り出しを代行する活動などをしている団体です。
こどものつばさ→http://www.kodomonotsubasa.com/
参加者の募集を現地でしてくれるとの提案をもらい、喜んでお願いすると、すぐに19人の参加者が集まりなんとか直前で開催できることになったという経緯がありました。
今年は早くから連絡をとってお願いをしていましたが、なんと募集25人に対して参加者多数につき抽選にまでなるという去年とはまったく違う展開でした。
今回参加者の方のお話を聞いてあらためて思ったのはやはり何をするにも行政とは何とかして連携していったほうがいいな、ということでした。
「行政のお墨付き」という印象があるかないかで良くも悪くも信頼性というところに大きく影響することが明らかです。
去年、参加者が集まらなかったのは決してもう福島などの現地に保養のニーズがない、というわけではなく本当は子どもを保養に出したくても何を(誰を)信じたらいいのかわからない、ということがあったのではないかと思いました。

そしてもう一点の親子参加できるという点。
お話を聞くと実はほとんどの団体が子どもだけの参加募集で、親の参加が可能なところは僕らのところともう一つくらいしか今回の案内にはなかったそうです。
僕らは最初に参加条件を決めるとき、やっぱり親もリフレッシュしなくちゃねー、という意見が複数出てここはこだわって親子参加型に決めた経緯がありました。
この形にして良かったと改めて思いました。

僕が合流する前のその日の午前、地元溝口地区で行われた地域の子どもたちが川で魚つかみをしたり焼いて食べたりして交流するイベントに一緒に参加して目いっぱい楽しんだようだったので、バスの中ではちょっとみんなお疲れ気味のようでした。

では以下、写真とともに振り返ってみます。

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長谷公民館。化石などの展示があります。

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鹿麗高原の展望台。この時期はちょっと雲がかかりぎみですが、まずまずの眺望でした。

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この展望台にはスベリ台が付いていて早速子どもたちは夢中になります。

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みんなで温泉に行ってから夕食後、花火大会。

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翌日午前は近くの有機農家へ野菜収穫体験。写真は雑草抜き作業。土を触るとき、子どもが「触ってもいいの?」と聞くの
だそうです。「いいよ」と答えるものの、福島に帰るとまた禁止。親としてはとても複雑な気分になると言います。

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同時進行で今年も蕎麦打ち体験。お父さんも一生懸命シャッターを切ります。

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さっき収穫した野菜を天ぷらにしてそばと一緒にみんなで昼食にします。

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午後からは川遊び。もちろん大はしゃぎです。

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お母さんと水のかけっこ。

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そしてご夫婦でも。「親子リフレッシュ」ツアーなのです。(^^)

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今年も「うまや七福」よっさんが協力してくれて乗馬体験。

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お母さんも乗ります。息子が記念写真を撮ります。

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夜は交流会。そしてえびはらよしえさん、ミニライブ。アンコールもありました。

このあと大人だけの交流会をやりました。酒も入って話も弾みます。
いろんな話で深夜まで盛り上がりました。

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お別れの朝、近くの熱田神社へ。重要文化財です。この写真は参加者の子どもにカメラを奪われてその子が撮った写真なので僕が写っています。

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集合写真

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そしてお別れ。
実はここで僕はちょっとグッときてしまいました。
この5日間で飯舘村のみなさん29人と、南相馬、福島市のみなさん25人と、あわせて54人と出会い、交流し、お別れをしました。
福島での本当に大変な現実を少しだけでも触れただけに、また帰っていく姿を見送ることがとても辛かった。
せめて「また来てね!」と伝えることしかできないのだけれど、来てくれた人達はみんな、本当に楽しそうに僕には写りました。「本当にリフレッシュできました。」と。それが本当に救いです。

「たくさん支援を受けてきた。決して忘れずに、恩返ししていかなければいけない」
ある参加者の方の言葉です。
実は飯舘村の方々からも同じことを何度も聞いていました。
そして実際にこの冬の大雪のとき、道路で立ち往生した車の人たちに飯舘村の皆さんがおにぎりを配って歩いたニュースは記憶に新しいと思います。
巡り巡って連鎖する。
今僕らが行っている活動は目の前の人たちのためだけではない、ということを感じています。

いろいろ大変だったけど、あっという間の5日間。充実感とさみしさと、両方が同じくらい残りました。
ただ、来年も絶対にやるぞ。その気持ちだけは強くあります。
今年の夏の交流が終わりました。そしてまた、来年に向けてのスタートです!



  1. 放射能
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